「未曾有の経済危機」とか「大不況」と言われ始めているいまの経済環境。売上は予測がつかなくなり、信用不安になる取引先も出て、円高で輸出産業は打撃を受け、雇用調整もなかなか出来ない。多くの企業の事業経営にとって正念場となってきている状況です。
さて、問題です。
「日本で最初に成功したベンチャーキャピタリストは誰でしょう?」
少し考えてみてください。その間に話を進めます。
先日、青山学院大学大学院の授業に、外部講師を招いて特別講義を行いました。外部講師は、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)代表の村口和孝氏です。村口氏は、日本最大のベンチャーキャピタルであるジャフコで長年実績を積み、1998年に独立して個人でベンチャーキャピタルを立ち上げられました。
中間決算の報告で、堀場製作所創業者で現最高顧問の堀場雅夫さんを訪ねました。だいぶ以前にアドバイザーになっていただいてから毎年、中間決算と本決算のご報告に京都の本社に伺っています。今年度上期の成績は、前年、予想どちらに対しても好調だったこともあり和やかな報告となりましたが、下期について堀場さんなりのアドバイスをいただこうと「100年の一度の経済危機とも言われていますが・・・」と切り出すと、「平野さん、100年一度の危機なんてことはない。アメリカの言うことを、そのまんま受け売りしちゃいかん。」と一喝されました。
米国大統領選ではオバマ氏が大勝し、米国民の多くがCHANGE(変革)を望んだことが明らかになりました。直前まで、ブラッドリー効果(オバマ支持と言いつつマケイン(白人)に投票する)で、オバマ氏の当選は微妙だという論評がありましたが、結果は大差。米国社会に根深く存在する人種問題を超えて「変革」を望んだということには米国社会の大きな流れを感じます。
ニューヨークといえば、いま世界的な金融危機の震源地として注目を浴びていますが、そのニューヨークで、金融危機ほど注目はされませんが企業の情報システム関係の方々には熱い注目を浴びたイベントが今週開催されました。それは、企業のマスターデータ管理(Master Data Management)に特化したカンファレンス「MDM Summit」です。先週、ワシントンD.C.で行われた財務情報XBRLに特化したカンファレンスが金融危機の影響を受けて盛り下がっていたのとは対照的に、「MDM Summit」は盛況のうちに閉幕しました。
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